おしりを拭いたら血が付いた~おしりから〇〇が出たシリーズ番外編~
こんばんは。
あけぼの橋内科・内視鏡内科院長ブログです。
ちなみに曙橋駅は、都営新宿線に乗ると新宿駅から2駅、市ヶ谷駅から1駅にある新宿区の駅です。
丸ノ内線の四谷三丁目駅からも、早歩きで6分くらいで着きます。
うちのクリニックから、曙橋をもっと有名にしていきますよ。
(前の病院にいたときに患者さんから「曙橋?地方ですか?」と言われたことを、いまだに引きずっております)
おしりを拭いたら血が付いた。それは痔……?
そう思いたくなる気持ちはとてもよく分かります。
実際、肛門からの出血の原因として一番多いのは痔です。
ただし、「痔だと思っていたら別の病気だった」 というケースも、日々の診療では珍しくありません。
特に、
- 便に鮮やかな赤い血が付く
- トイレットペーパーに血が付く
- 便器の水が赤く染まる
こうした症状は痔でも起こりますが、大腸ポリープ や 大腸がん、潰瘍性大腸炎 などでも見られます。
痔という病気はおしりの病気の中で身近で、恥ずかしくて、つい放置されがちです。
(私も痔があり、辛いものを食べた後とかだとペーパーに血がついてたりします)
でも、「血が出た=痔でしょ」 と決めつけてしまうのは、実はとても危険なんです。
痔とそれ以外の病気、どう見分けるのか
正直に言うと……
見た目や感覚だけでの自己判断はほぼ不可能です。
医師でも、本当の意味では大腸内視鏡を行わないと確定できません。
なぜなら、痔があったとしてもそれで腸の中からの出血を否定したことにならないからです。
私も自分自身に痔があって、時々血便があるということを、先輩に吐露した時、
「でも、大久保はお腹壊すことも多いし、若いから(当時30代でした)潰瘍性大腸炎はないとは言い切れない」
と言われ、大腸カメラを決意しました(私は幸いなことに痔だけでした)。
若い世代では痔と潰瘍性大腸炎が、40代以降は痔と大腸ポリープが“共存”していることも多く、
「痔のせいだと思っていたら、実は潰瘍性大腸炎や大腸ポリープ、大腸がんからの出血だった」
というケースも経験しております。
だからこそ、早めのチェックが大事
おしりの出血は、身体からの大切なサインです。
恥ずかしさよりも、未来の自分の健康を優先してほしい。
曙橋で働く皆さん、四谷三丁目から歩いてくる皆さん、新宿から2駅で来られる皆さん、市ヶ谷から1駅で来られる皆さん!
どうか気軽に相談してください。
当院では、
- 痔の診察からそれに応じた大腸内視鏡検査まで
親身になって相談に応えます。
「おしりの話なんて恥ずかしい」
「こんなことで受診していいのかな」
そんな声をよく聞きますが、むしろ“そのためのクリニック”です。
曙橋の名前をもっと有名にするためにも、
まずは “おしりの健康は曙橋で守りましょう!”
余談ではありますが
昔、私がいた病院の外科の先生が痔の勉強会でこんなことを言っておりました…
今日からあなたも「おしりあい」…と。