連携テストと、感謝の一日
本日は、開院準備の大きな節目となる医療機器の搬入と連携テストが行われました。
朝9時から始まった作業は、最終的に夜の20時前まで続き、まさに一日がかりの工程でした。
オリンパス社の内視鏡機器をはじめ、電子カルテ、予約システム、画像管理、生理検査機器、血液検査、病理検査など、多岐にわたる機器が一つのシステムとして連携し、少しずつ診療の土台が整ってきています。
驚いたのは、関係者の皆様がお昼休憩も取らずにノンストップで作業を続けてくださったこと。
その姿に、ただただ頭が下がる思いでした。
この場を借りて、心より感謝申し上げます。
そして今日は、個人的にも忘れられない一日となりました。
以前の病院で親しくさせていただいた方が、応援に駆けつけてくださったのです。
医療現場でも何でもこなせる方なのに、なぜか今日は棚の組み立てや段ボールの片づけなど、裏方の作業を黙々と手伝ってくださいました。
その方が、作業の合間にこんな言葉をかけてくださいました。
「それは先生が今までされてきたことによって、周りの方がついてきてくれているんですよ。先生がそれだけのことをしてきたということです」
その言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。
こうして誰かが言葉にしてくれることで、自らの医師としての立ち居振る舞いが確かなものであるという自信が静かに深まっていくような気がしました。
来週には、スタッフの皆さんとの顔合わせも控えています。
いよいよ、「あけぼの橋内科・内視鏡内科」という場所に、命が吹き込まれていくのを感じています。
一つひとつの準備、一つひとつの出会い、
そのすべてが、未来の患者さまの安心につながると信じて。
これからも、積み重ねを大切にしながら、
この場所を、地域の皆さまにとって温かく、信頼できる存在に育ててまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。